SourceHut、9月10日からLLM支援のコードとチケットを禁止
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SourceHutは2026年8月27日、大規模言語モデルで作られたコンテンツを禁止すると発表した。 この規則は2026年9月10日に発効する。大規模言語モデル、つまりLLMは、ChatGPTやGitHub Copilotのようなツールの背後にあるAIのことだ。これが重要なのは、禁止が学習データだけ でなく貢献そのものを覆うからである。SourceHutはこれで、およそ5週間のうちにこうした 線を引いた二つめの著名なコードホストになった。
この種のコードホストはforge(フォージ)と呼ばれる。リポジトリ、チケット、パッチを 保管するサービスだ。先に動いたのはCodebergで、2026年7月23日だった。SourceHutの投稿 によれば、同社は以前から同じ動きを検討しており、Codebergの7月下旬の発表が自社の発表 に先行した。
新しい規約が実際に禁止するもの
SourceHutの投稿によれば、禁止が覆うのはLLMやその他の生成AIを使って書かれた、あるいは その利用を助けるオリジナルのコンテンツだ。ソースコード、アセット、チケット、メールが 名指しされている。SourceHutではとくにメールが重要になる。この場所では、パッチや議論が プルリクエストではなくメーリングリストで届くからだ。
もう一つ、これとは別の規則がある。入ってくるコードではなく、出ていくデータについての ものだ。SourceHutの利用規約は、自動的なデータ収集を検索インデックス、オープン アクセスの研究、アーカイブの目的にだけ認めている。学習用のデータセットを作るために サイトをスクレイピングすることは、その一覧に入っていない。
| 行為 | 新しい規約での扱い |
|---|---|
| AIアシスタントを使って書いたコード | 禁止 |
| LLMが下書きしたチケットやパッチのメール | 禁止 |
| 学習用データセットのためのsr.htのクロール | 許可された用途に含まれない |
| 検索インデックス、研究、アーカイブのためのクロール | 許可 |
SourceHutが示す運用の方法
運用は意図して軽い。SourceHutの投稿は、利用者の誠実さに頼る軽いタッチの方針だと 説明しており、自動の検出ツールは使わないとしている。言い換えれば、コミットを走査する AI検出器は存在しない。だからこの規則は、機械の判断ではなく開示と報告によって動く。
SourceHutはまた、影響を受けるプロジェクトが別の場所へ移るのを手伝うとも述べ、移り先 としてForgejoと商用のプラットフォームを挙げている。同社自身の利用規約は、規約を変える 2週間前までの事前通知を求めている。これは8月27日の投稿から9月10日の開始日までの 間隔と一致する。
SourceHutが挙げる理由
投稿は環境、労働、エンジニアリングの理由を挙げる。AIのインフラを作ることはインドの国 全体の消費に匹敵する電力需要を生み、脱炭素化を遅らせると論じている。またAI企業は 貧しい国々でとても低い賃金を払う一方、そのモデルが豊かな国々の労働者を置き換えると も論じる。
エンジニアリング面の不満はもっと狭く、身近だ。SourceHutは、AIに支援されたプロジェクト が無駄な継続的インテグレーションの設定、より大きなコードベース、自社サーバーでの より重いリソース消費を生むと述べる。その結論はそっけない。「vibe codingは、SourceHut と我々のコミュニティの見方では、コストを上回る利益をもたらさない」
Codebergの規則との違い
二つのforgeが禁止したものは別で、見落としやすい。Codebergの7月の投稿は、プロジェクト のデータをLLMの学習に使うことを禁じ、同社がvibe codedと呼ぶプロジェクトを制限して いる。それは単独の開発者のリポジトリで、LLMによって生成され、不釣り合いなリソースを 消費するものだ。
Codebergは、今も許容するものを明示している。活発なコミュニティを持つプロジェクト、 LLM以前からの歴史を持つプロジェクト、知らずにLLMの貢献を受け入れたプロジェクトは、 いずれも許容されるままだ。SourceHutと同じく、Codebergも自動の走査ではなく文脈に 応じた人間の判断を使うと述べる。この変更は14日間にわたる会員投票の後に来た。投票 資格を持つ人のおよそ半数が参加した。
これが開発者にとって意味すること
SourceHutでホストしているなら、9月10日より前にワークフローを点検したい。答えるべき 問いは狭い。そこへ送るコード、コミットメッセージ、チケット、パッチのメールに、AI アシスタントが触れているか。答えがはいなら、やめるか移るかの猶予は2週間だ。そして SourceHutは移転を手伝うと述べている。
自己申告に基づく運用を、運用がないことと読んではいけない。検出ツールがないので、 実際のリスクはスキャナーに検出されることではない。事後にメンテナーや利用者が プロジェクトを報告し、人間が判断することだ。それによって開示が安全な習慣になる。 そして検出器の場合よりも、この規則から言い逃れるのは難しくなる。
どのforgeのメンテナーも、いま方針を書き留めるべきだ。5週間で二つの重要なホストが 動いた。そして貢献者はあなたの立場を尋ね始める。Codebergから写すべき有用な細部は、 知らずに受け入れた貢献の除外規定である。知り得なかったことでメンテナーを罰する方針 は、実際のプロジェクトとの接触に耐えられない。
スタックにAIがまったくないチームにも、注目に値する条項が一つある。SourceHutの規約は、 自動の収集をインデックス、オープンアクセスの研究、アーカイブにだけ認めている。公開 リポジトリを集めるクローラーをそれ以外の目的で、データセットを含めて動かしているなら、 その用途は許可された一覧の外だ。
Sources
- Changes to SourceHut's terms of service regarding LLMs - SourceHut
- Terms of Service - man.sr.ht
- Protecting our FLOSS commons from LLMs - Codeberg