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Lambda、2027年のIPOを前に最大40億ドルを調達へ

GPUクラウドのLambdaは、BlackstoneとCoatueの主導で、プレマネー評価額145億ドルのもと最大40億ドルを調達する。受注残は3か月で150億ドルから500億ドルに跳ね上がった。

著者 Tech AI Wire Team

3 分で読めます

Lambdaのトップページのスクリーンショット。「The Superintelligence Cloud」という行の下に、「Supercomputers for training and inference」という文言が表示されている。

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target raise, at most
$4B
pre-money valuation
$14.5B
backlog in September, up from $15B in June
$50B
post-money valuation at the November 2025 round
$5.9B

NvidiaがバックにつくAIの計算能力を貸し出す企業Lambdaが、最大40億ドルを調達する。Wall Street Journalが2026年10月6日に報じた。この資金調達は、新しい資金が入る前の企業価値を145億ドルと見積もっている。BlackstoneとCoatue Managementが主導する。Investing.comに載ったReutersによる報道の要約による。2027年に予定する株式上場の前では、Lambdaにとって最後の非公開ラウンドになる見通しだ。この評価額は、投資家が1年足らず前に支払った額の2倍を超える。

何を調達するのか

Lambdaは「ネオクラウド」である。これは、AI向けにグラフィックス処理装置、つまりGPUを貸し出すことに特化したクラウド事業者を指す。顧客はハードウェアを自分で買わずに、AIモデルの学習と実行にGPUを使う。

項目数字
調達目標最大40億ドル
プレマネー評価額145億ドル
主導する投資家Blackstone、Coatue Management
IPOの予定2027年
前回のラウンド2025年11月に15億ドル、ポストマネー評価額59億ドル
その前のラウンド2025年2月に4億8000万ドルのシリーズD

プレマネー評価額とは、新しい資金が入る前の企業の価値のことだ。Lambdaが40億ドルを全額調達すれば、その後の価値は約185億ドルになる。

Reutersによると、Lambdaは「実行状況と市況しだいで2027年の上場を目指している。これはJournalが確認した、同社の有限責任パートナー宛ての書簡による」という。Lambdaはコメントを断ったと、PYMNTSとStocktwitsは伝えている。

評価額が跳ね上がった理由

理由は受注残だ。Reutersによると、Lambdaの受注残は6月の150億ドルから9月の500億ドルに増えた。受注残とは、顧客が契約済みだがまだ支払われていない契約の価値のことだ。

Stocktwitsは、成長の裏にいる顧客を1社挙げている。Anthropicとの350億ドルの契約だ。この取引は9月に350億ドル、6年間の計算コミットメントとして最初に報じられた。

資金調達の経緯をたどると、同社の成長の速さがわかる。PYMNTSによれば、Lambdaは2025年8月に、JPMorganが手配した2億7500万ドルのクレジットファシリティも確保した。クレジットファシリティとは、企業が必要に応じて引き出せる融資枠のことだ。

Lambdaを率いるのは誰か

RuntimeWireによると、Lambdaは2012年に創業した。Michel Combes氏が2026年5月にCEOに就き、共同創業者のStephen Balaban氏が最高技術責任者を務める。Stocktwitsによれば、AT&Tの元CEOのJohn Donovan氏が取締役に加わった。

Balaban氏の初期のセールストークは、RuntimeWireが2025年のシリーズDから引用したところでは「1人に1つのGPU」だった。500億ドルの受注残を抱える企業が40億ドルを調達するのは、そこから遠く離れた話だ。

開発者にとっての意味

多くのチームにとって、Lambdaは時間単位でGPUを借りる場所だ。今回のラウンドは、その関係のあり方を変える。

  • 小規模な利用者は、容量が逼迫すると見込むこと。 500億ドルの受注残にAIラボ1社との350億ドルの契約が含まれているということは、新しいGPUの優先権は大口の顧客にあるということだ。オンデマンドで借りているなら、わかっている学習の実行分は早めに確保しておくこと。
  • 集中リスクについて尋ねること。 1社の顧客が事業者の受注残の大きな割合を占めると、その顧客の計画が他のすべての顧客のサービスを左右する。大型契約が立ち上がるときに容量をどう割り当てるのか、事業者に聞いておきたい。
  • IPOが近づくにつれて価格に注意すること。 上場を控えた企業は、利益率を重視しがちだ。予算が価格しだいなら、今のうちに予約価格を固定しておくこと。
  • 2社目の事業者を用意しておくこと。 ネオクラウドは互いに、そして大手クラウドと競い合っている。学習用とサービス提供用のコードを、書き直さずに移せるようにしておきたい。

次に公になる節目はIPOの申請書類だ。それが出れば、Lambdaの受注残のうちどれだけが1件の契約に依存しているかがわかる。

出典

  1. Lambda Targets $14.5 Billion Valuation in Final Pre-IPO Round - PYMNTS
  2. Lambda is raising up to $4B ahead of a planned 2027 IPO - RuntimeWire
  3. Nvidia-backed Lambda targets $4 billion raise ahead of planned IPO, WSJ reports - Investing.com (Reuters)
  4. Nvidia-Backed Cloud Computing Firm Lambda Looks To Raise $4B In Final Round Ahead Of IPO: Report - Stocktwits

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