Fedora 45ベータがカーネル内コンソールをkmsconに置換
Fedora 45はテキストコンソールをカーネルの外へ出す。3つのツールが使えなくなり、ベータは9月15日に登場。失敗時はfbconへ自動で戻る。
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- when the Fedora 45 beta arrived
- Sept 15
- how long kmscon has been in development, per LWN
- 10+ years
- tools named as incompatible: setfont, loadkeys, gpm
- 3
Fedora 45は、Linuxカーネルの内側にあるテキストコンソールを、通常のプログラムとして動くものに置き換える。2026年9月15日のRed Hatによるベータ告知は、kmsconを「最新のユーザー空間の仮想端末コンソール」と説明し、カーネル内のfbconを引き継ぐとしている。
これはCtrl+Alt+F3で切り替わる黒い文字画面であり、デスクトップが起動しないときに見つめる画面でもある。これをカーネルの外に出すことは、最悪の日に起きることを変える。
なぜコンソールがカーネルから出るのか
Fedoraの変更提案は、古い方について率直だ。fbconは「十分に保守されていない」と述べ、「数年前にCVEが原因でスクロール機能を失った」と記している。またfbconはカーネルのfbdevエミュレーション層を必要とするが、現在のGPUドライバはいずれも新しいDRMインターフェースを使っているとも指摘する。
つまりそのコードは、保守されないまま、エミュレーション層の裏で、セキュリティ上の理由で機能を1つ削られた状態でカーネルに残っていた。代わりとなるのがkmsconであり、LWNはこれを10年以上開発が続くユーザー空間の端末エミュレータだと説明している。
提案が挙げる利点は、壮大ではなく実務的だ。キーボード配列はxkbcommonから得る。グラフィカルなセッションが使うのと同じライブラリである。Unicodeの扱いが広がる。スクロールが再び動く。そしてユーザー空間のプログラムの不具合は、同じ不具合がカーネルにある場合より小さな問題で済む。
Fedora 45のシステムで何が変わるのか
仕組みは小さく、正確に知っておく価値がある。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 既定のコンソール | kmscon。既定で導入され、kmscon-glは別パッケージ |
| 結線 | systemdのautovt@.serviceのシンボリックリンクがkmsconvt@.serviceを指す |
| 代替経路 | kmsconの起動に失敗すると、自動でgettyとfbconに戻る |
| 無効化 | kmsconを導入しなければ、従来の経路が戻る |
| 影響しない範囲 | インストール、起動処理、ディスク暗号化のパスフレーズ入力 |
| カーネル側の計画 | fbconは引き続き組み込まれる。長期目標はfbconとfbdevエミュレーションの廃止 |
この代替経路は機能そのものより重要だ。It's FOSSは、kmsconが立ち上がらない場合、システムは自動で従来のgettyとfbconの構成に戻り、利用者が手動で戻すこともできると伝えている。真っ暗な画面の前で立ち往生させうるコンソールの変更は出荷できないので、Fedoraは古い経路を組み込んだまま残した。
開発者にとっての意味
3つのツールが動かなくなり、名前も挙がっている。変更提案はsetfont、loadkeys、gpmを非互換として列挙し、ラッパースクリプトなしでkmsconからグラフィカルなアプリを起動することも挙げている。これらが構成スクリプトやキオスク用イメージ、復旧手順書に出てくるなら、ベータで試すべきはまさにそこだ。
機能の確認より先に復旧経路を確認すること。コンソールはネットワークが落ちてデスクトップが壊れたときに使うものであり、同時に不調のときに遠隔から調べられない唯一の部品でもある。物理的に触れるハードウェアでベータを起動し、仮想端末に切り替え、障害時に実際にやることを試しておきたい。
シリアル接続やヘッドレス構成は別に確かめる価値がある。提案はこの変更を仮想端末コンソールに限定しており、起動処理と暗号化の入力画面には手を付けないとしている。要約を信じるのではなく自分の機材で確認すること。コンソールがシリアル回線だけのサーバーは、ノートパソコンとは危険の性質が違う。
より広い意味では、カーネルが小さくなっているという話だ。明示された長期目標はfbconとfbdevエミュレーション層の廃止である。これはカーネルが古いARMプラットフォームのコード24万7000行を削るのと同じ種類に入る。保守の負債を削除で返している。Fedoraはたいていその一歩を最初に踏み出す配布物であり、それが持ちこたえれば他が続く。
Fedora 45には計画に織り込むべき土台の更新も含まれる。Red Hatの告知はPython 3.15、Go 1.27、Ruby on Rails 8.1、LLVM 23、Podman 6を挙げ、さらにRPM署名検証の強制と非特権ptraceの制限も記している。興味深い変更はコンソールだが、ビルドを壊すのは実行環境の更新のほうだ。
出典
- Changes/UseKmsconVTConsole - Fedora Project Wiki
- Fedora 45 Beta now available - Red Hat
- Fedora 45 beta drags the Linux console into the 21st century - LWN.net
- Fedora 45 is Replacing Decades-Old Kernel Console with a Safer, Modern Alternative - It's FOSS
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