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Tech AI Wire

Uber、3,300人を削減し在宅勤務をほぼ廃止する組織再編

Uberが3,300人、全体の約10%を削減し、管理職ポストを20%減らす。完全在宅で働き続けられるのは従業員の1%未満だ。

著者 Tech AI Wire Team

4 分で読めます

The glass entrance of an Uber office building, its wordmark lit above the doors at dusk.

数字で見る

jobs cut, about 10% of global headcount
3,300
reduction in management positions
20%
of staff still allowed to work fully remote
1%
Uber headcount, before and after the cuts
End of 2025
34000
Projected after cuts
30000

Uberが約3,300人、世界全体の従業員の約10%を削減する。TechCrunchが2026年9月2日に報じた。同社は在宅勤務もほぼ廃止する。この2つ目の変更が、誰がそこで働けるのかを作り替える。完全な在宅勤務を認められるのは従業員の1%未満だ。

これは需要の落ち込みへの対応ではない。会社そのものの形に手を入れる組織再編だ。

実際に削られるもの

削減の的は組織図の中間層であって、特定の製品部門ではない。

TechCrunchによれば、管理職のポストは20%削減される。1人か2人だけのチームは約50%減らされる。最高経営責任者から7階層より下にいる人は外される。管理職の全員が去るわけではない。一部は個人で手を動かす役割へ移る。つまり、人を監督する側から、自分で作業する側に戻る。

部門ごと統合されるものもある。TechCrunchは、エンジニアリング、サイエンス、デリバリーが統合されるとしている。デリバリーの中では、レストラン、小売、ホワイトレーベル各サービスに分かれていた運営が1つにまとめられる。

最高経営責任者のダラ・コスロシャヒ氏は、この問題を積み上がった構造として説明した。成長は「複雑さももたらした。階層が増え、調整が増え、責任の所在が分散した」と彼は述べた。さらに、「事業がもっと小さかった頃には意味があったが、今の規模ではもう役に立たない」構造だとも語った。

在宅勤務の変更

注目を集めるのは人数の方だろう。だが効いてくるのは勤務地の方針かもしれない。

TechCrunchは、在宅のままでいられるのは従業員の1%未満だと報じている。Sunday Guardianはその数字を約1%とし、残る従業員はサンフランシスコとニューヨークという主要拠点の周辺に集約されるとしている。既存の週3日出社の義務は維持される。Sunday GuardianとTradingpediaの両方がそう伝えている。

これは働き方の変更であると同時に、採用の変更でもある。100人に1人未満しか在宅を認めない会社は、ごく限られた都市圏からしか人を採らない会社だ。

資金の向かう先

Sunday Guardianは、今回の削減を自動運転車への支出シフトと結びつけている。

同紙によれば、Uberは今後数年で自動運転車の開発に100億ドル超を投じると約束している。挙げられている提携先は3社、Rivian、NVIDIA、Pony.aiだ。Rivianとの提携では、2028年までにサンフランシスコとマイアミに最大5万台のロボタクシーを走らせる計画だという。

同じ記事は、Uberの従業員数を2025年末時点で約3万4,000人、削減後は約3万人としている。投資家はこの発表をコスト規律と受け取った。時間外取引で株価は2%以上上昇したと、Sunday Guardianは伝えている。

変更点数字
削減人数3,300人、従業員の約10%
管理職ポスト20%減
1〜2人のチーム約50%減
廃止される階層の深さCEOから7階層より下
完全在宅が認められる割合1%未満
自動運転車への投資約束100億ドル超

これが開発者にとって意味すること

これは管理範囲の変更として読むべきだ。数字が語っているのはまさにそれだからだ。1人や2人のチームを半減させるのはコスト削減ではない。小さなチームの人件費はたかが知れている。削られるのは、そうしたチームが正当化していた管理職の席だ。大企業で2人を率いているなら、その構造は今や明示的な標的である。

個人担当への配置転換は、読み取る価値のある信号だ。Uberは管理職を完全に切るのではなく、現場の仕事へ戻している。昇進のために管理職の道を選んだエンジニアは、10年間速く成長してきた会社でそのはしごが細くなったことに気づくべきだ。

転職を考えているなら、確認すべき具体的な点は勤務地の方針だ。在宅1%未満とは、在宅が特定の個人に与えられる例外であって、応募できる区分ではないという意味だ。選考に時間を投じる前に、その職がどこに置かれるのかを尋ねたい。大企業の「ハイブリッド」求人は、反証があるまで、指定オフィスへ週3日出社と読むのが安全だ。

エンジニアリング、サイエンス、デリバリーの統合は、社内ツールへの含みという観点で見ておきたい。統合された組織は、たいてい次にプラットフォームを統合する。そして重複したサービスが最初に見直される。歴史的な経緯で同じ社内システムが3種類動いている職場にいるなら、それに終止符を打つのがこのパターンだ。

読み違えへの注意を1つ。Uberは自動運転車に100億ドル超を投じながら、従業員の10%を削っている。つまりこれは再配分であって、撤退ではない。企業は人員を減らしつつ、技術的な野心を同時に強めることができる。Uberが減速している兆候とは受け取らないほうがいい。

出典

  1. Uber is laying off 10% of staff, or 3,300 people - TechCrunch
  2. Uber Layoffs 2026: 3,300 Jobs Cut as CEO Dara Khosrowshahi Reshapes Company for Robotaxi Future - Sunday Guardian
  3. Uber to Cut 3,300 Jobs in Management Overhaul - Tradingpedia

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