FigmaのSpecsとcode layers、Config Indiaでオープンベータに
Figma(フィグマ)は2026年10月15日、code layersと、Markdownを使う新機能Specsをベータ版として公開しました。さらに20のMCPパートナーを追加し、外部のエージェントがFigmaを使えるようにしました。
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- new MCP partner integrations
- 20
- code layers editing free on paid plans until this date
- Nov 4
- growth in Payload downloads over 12 months, per Figma
- 6x
- of the top 100 BSE-listed companies use Figma, per TechCrunch
- 40%
Figmaは2026年10月15日、インドで初めて開いたConfigカンファレンスで、code layersと、Specsという新機能をオープンベータにしました。code layersは、動作するコードを、Figmaのキャンバス上のデザインの隣に置く機能です。Specsは、人とAIエージェントの両方が読める共有のMarkdownドキュメントを、チームに提供します。この2つによって、デザインからリリースされるコードまでの工程の、より多くの部分がFigmaの中に移ります。
Code layers:キャンバス上で動くコード
Figmaの発表によると、code layersを使うと、チームはコードで動くプロトタイプをキャンバス上で作り、共同で作業できます。すべてのプランで、オープンベータとして提供されています。
チームは、ゼロから始めることも、対応するプロトタイピング用のコードベースをGitHubやローカルフォルダーから取り込むこともできます。GitHubから取り込んだコードは、リポジトリとつながったままになります。FigmaのChrome拡張機能を使えば、稼働中のWebページをcode layerとして取り込めます。
デザイナーは、Figmaのエージェントへのプロンプト、コメントの追加、コードの直接編集によって、code layerを磨き上げられます。Extract designsというツールは、画面を編集可能なFigmaのフレームに戻します。変更はGitのブランチにプッシュでき、マージする前にプルリクエストでレビューできます。
Figmaによると、code layersはAIクレジットを消費します。有料プランでは、2026年11月4日までcode layersの作成と編集が無料です。TechCrunchによると、Figmaは6月に、code layersをプライベートベータとして初めて発表しました。
Specs:キャンバス上のMarkdown
Specsは、Markdownを入れる器です。Markdownは、見出しやリストを簡単な記号で表すプレーンテキストの形式です。specはキャンバス上に置かれ、複数の人が同時に編集できます。既存の.mdファイルをキャンバスにドラッグすると、specになります。
specには、テキストの横に、FigJamのボード、デザインのフレーム、その他のキャンバス上の要素を置けます。エージェントは、spec内のコメントに返信できます。specは、FigmaのMCPサーバーを通じて、コーディングエージェントに送ることもできます。MCP(Model Context Protocol)は、AIツールがほかのソフトウェアにつながるための標準的な方法です。
Specsは、すべての有料プランでオープンベータとして提供されています。Web、デスクトップ、モバイルで使えます。
エージェント向けのルールと、MCPパートナーの拡大
ほかのアップデートは、Figma自身のエージェントと外部のエージェントの両方に、チームのデザインルールを守らせることを狙っています。Figmaの最高経営責任者(CEO)であるDylan Field氏の投稿によると、これらは異なる段階で提供されます。
| 機能 | 内容 | 状況 |
|---|---|---|
| Code layers | キャンバス上の、コードで動くプロトタイプ | オープンベータ、全プラン |
| Specs | キャンバス上の共有Markdownドキュメント | オープンベータ、有料プラン |
| Guidelines | エージェントが従うデザインルール | オープンベータ、有料プラン |
| Code sources | GitHubのリポジトリやnpmパッケージを取り込む | クローズドベータ、有料プラン |
| System mapとSystem check | デザインシステムを管理するためのツール | プレビュー |
| Payload in Figma | Figma Makeで作る、データと連携したWebサイト | 全プラン、今後数週間で順次提供 |
| Figma MCP | 新たに20件のパートナー連携 | 提供中 |
Figmaによると、MCPパートナーにはOpenCode、Dia、Junie by JetBrains、Meta Museが含まれます。TechCrunchは、Grok BotとSarvamの名前も挙げています。Figmaのリリースノートによると、Figma自身のエージェントは10月6日に一般提供が始まりました。
TechCrunchによると、Payloadは、Figmaが昨年買収したコンテンツ管理システムです。Figmaは、Payloadのダウンロード数が過去12カ月で6倍に増えたとしています。
なぜインドなのか
TechCrunchによると、インドは米国以外でFigmaの最大の市場です。同メディアはさらに、ボンベイ証券取引所に上場する上位100社のうち40%がFigmaを使っていると伝えています。
Figmaの最高デザイン責任者であるLoredana Crisan氏は、TechCrunchに「今日では、かつての17倍の行数のコードが生み出されています」と語りました。Crisan氏は、そのコードの多くはリリースするためではなく、アイデアを探るために書かれていると主張しました。
開発者にとっての意味
Figmaでデザイナーと一緒に働くエンジニアにとっての意味は次のとおりです。
- プロトタイプが本物のコードで届くと考えましょう。 code layersはGitHubのリポジトリに置くことができ、変更をプルリクエストとして送れます。そのプルリクエストを誰がレビューするのか、デザイナーがどのブランチにプッシュしてよいのかを、今のうちに決めておきましょう。
- ルールは一度、書き出しておきましょう。 GuidelinesとSpecsは、エージェントにデザインルールの拠り所を文書の形で与えます。デザインシステムを持つチームは、そのルールをここにまとめておきましょう。そうすれば、Figmaのエージェントと外部のコーディングエージェントが同じパターンに従います。
- コーディングエージェントをつなぎましょう。 FigmaのMCPサーバーは、code layers、spec、ビジュアルアセットを扱えるようになりました。MCPに対応したコーディングエージェントをすでに使っているなら、スクリーンショットをもとに作る前に、specをエージェントに読み込ませて試しましょう。
- 11月4日以降は、クレジットの消費量に注意しましょう。 code layersはAIクレジットで動きます。有料プランの無料期間は、2026年11月4日で終わります。ベータ期間中に使用量を記録して、コストを見積もりましょう。
出典
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