EdgeがManifest V2の廃止を開始 - uBlock OriginはFirefoxだけに
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著者 Tech AI Wire Newsdesk · 編集 Rohan
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- 95%
- of top Manifest V2 extensions already have MV3 versions, per Winaero
- 58
- MV2 extensions still have meaningful user adoption
- 3
- of those 58 lack a publicly available MV3 version
Microsoft Edgeは、従来型広告ブロッカーuBlock Originの基盤である拡張機能 アーキテクチャ「Manifest V2」の段階的廃止を開始した。Winaeroによると、 一般ユーザー向けの移行は2026年8月に始まり、年内に完了する予定だ。 Chromiumファミリーの他のブラウザも同じ道を進んでいるため、PCWorldは、 フル機能の同拡張機能が動作する主要ブラウザはFirefoxだけになったと報じて いる。ブラウザ拡張機能を開発・テストし、あるいはそれに依存している人に とって、曖昧な警告は明確な期限に変わった。
Manifest V3が広告ブロッカーを壊す理由
Manifest V3は、GoogleがChromiumでManifest V2の後継として導入した拡張機能 アーキテクチャだ。PCWorldによると、新モデルでは広告ブロッカーが広告を 識別・ブロックするために使う機能へのアクセスが失われるため、この移行は 他の拡張機能カテゴリーよりブロッカーに大きな打撃を与える。uBlock Origin の開発者はMV3版の「uBlock Origin Lite」を提供しているが、PCWorldは機能 縮小版と説明し、WinaeroはManifest V2のオリジナルより明らかに能力が劣る としている。Chromium系ブラウザのユーザーに残された選択肢は、Lite版か、 ブラウザ内蔵の広告ブロック機能だけだ。
MicrosoftのEdge移行スケジュール
Winaeroが報じるEdgeのManifest V2廃止スケジュールは次のとおり:
| マイルストーン | 時期 |
|---|---|
| 一般ユーザー向け廃止の開始 | 2026年8月 |
| 一般ユーザー向け移行の完了 | 2026年末 |
| 企業向けの廃止 | 2027年初頭 |
Winaeroが引用するMicrosoftの立場は「エコシステムはこの変化に向けて おおむね準備が整った」というものだ。利用の多いManifest V2拡張機能の95% はすでにMV3版があり、意味のある利用者数を保つMV2拡張機能は58本のみ、 そのうち公開済みMV3版がないのはわずか3本だという。ただし、この説明自体に 落とし穴がある。「MV3版がある」ことと「以前と同じように動く」ことは別物 であり、uBlock Originはその差が最も顕著な例だ。
各ブラウザの現状
- Firefox はManifest V2とuBlock Originのサポートを継続する。PCWorld が引用したBlueskyでの公式声明は「uBlock Originへのサポートはどこにも 行かない」というものだ。
- Microsoft Edge はWinaeroによると上記のスケジュールでMV2を廃止する。
- Opera、Brave、Vivaldi、Samsung Browser はChromiumベースであり、 PCWorldによるとV2からV3への移行でGoogleの方針に従っている。
- SafariとDuckDuckGo はChromium以外の主要ブラウザだが、PCWorldは いずれもuBlock Originをサポートしていないと指摘する。
FirefoxはChromiumではなく独自エンジンで動くため、Googleの拡張機能 ロードマップに縛られない。Chromium系ブラウザがすべてMV3に収束するなか、 Firefoxだけが現状を維持できるのはそのためだ。
開発者にとっての意味
Manifest V2拡張機能を保守しているなら、期限は現実の日付になった。 Winaeroによると、一般ユーザー向けEdgeの移行は2026年末までに完了し、 企業向けは2027年初頭に続く。今すぐMV3へ移植すべきだ。自分の拡張機能が MV3版のない数少ない一つなら、Chromium上に未来があるのか、それともMV2が 動き続けるFirefoxを主戦場にするのか、この四半期中に決めたい。
ウェブサイトを作る側は、ページに来る広告ブロッカーの構成が変わることを 想定しておきたい。Chromium上のフル機能uBlock Originは減り、Lite版や ブラウザ内蔵ブロッカーが増える。従来版uBlock Originの挙動に合わせて 調整したアナリティクス、同意管理、広告復元のロジックは、この新しい構成で 再テストする価値がある。
チームで拡張機能テスト用のブラウザを標準化しているなら、実務上の 組み合わせも変わった。MV3の挙動はChromium系で、フル機能のMV2拡張機能が まだ動く唯一の主要環境としてはFirefoxで確認することになる。