F-Droid 2.0、アプリストアを刷新しAndroid 6のサポートを終了
F-Droid 2.0は10年で最大の更新です。クライアントをKotlin Compose(コトリン・コンポーズ)で書き直し、Android 7.0が必要になり、14回のテスト版を経てPrivileged Extensionを廃止しました。
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- first new major version of the client
- 2.0.0
- minimum Android version, up from 6.0
- 7.0
- test releases before the public rollout
- 14
F-Droidは2026年9月24日、Android向けアプリストアのクライアントのバージョン2.0を公開しました。同プロジェクトはこれを10年で最大のアプリ更新と呼んでいます。クライアントは一から書き直され、Android 7.0以降が必要になり、アプリのインストール方法も新しくなりました。Google Play以外でアプリを配布する開発者にとっては、ユーザーに見えるものと、更新の届き方が変わります。
F-Droidは自由でオープンソースのAndroidアプリのカタログです。Google Play経由ではなく、独立したアプリとしてインストールします。開発者はGoogleのストアを避けるユーザーに届けるためにここで公開し、プロジェクトは公開されたソースコードからアプリをビルドします。
F-Droid 2.0で変わったこと
F-Droidのブログでの発表は、全面的な再設計を説明しています。新しいインターフェースはKotlin Composeで書かれています。これは、Googleが現在Androidの画面をコードで作るために推奨しているツールキットです。
アプリはDiscover、Search、My Appsの3つの領域に絞られました。カテゴリはDiscoverに移り、数も増えました。投稿には17のゲームジャンルと、VPN、ファイアウォール、パスワードマネージャーの新しいグループが挙げられています。
| 項目 | F-Droid 1.x | F-Droid 2.0 |
|---|---|---|
| 最低Androidバージョン | 6.0(バージョン1.23.2) | 7.0 |
| インターフェース | 従来のインターフェース | Kotlin Composeで書き直し |
| 更新の確認 | 引っ張って更新 | 自動、バックグラウンドで実行 |
| インストール | 従来のインストーラー | Androidの事前承認APIを使う単一のインストーラー |
| Privileged Extension | 対応 | 非対応 |
| Tor | 個別の設定 | プロキシ設定に移動 |
パッケージページによると、ビルドは2.0.0(バージョンコード2000050)です。前の安定版である1.23.2は、2026年2月19日に公開されました。
新しいインストーラーと、それが置き換えるもの
アプリ開発者にとって最大の変化はインストーラーです。F-Droid 2.0は、Androidの事前承認APIを使い、ダウンロードが始まる前にインストールの承認を求めます。つまりユーザーは、ダウンロードを待ってから確認画面を操作するのではなく、最初に一度だけアプリを承認します。
プロジェクトの変更履歴には、代替手段も記されています。事前承認の要求が失敗した場合、F-Droidはそれを取り消し、通常のシステムの確認画面を表示します。
更新の仕組みも変わりました。クライアントはバックグラウンドで更新を確認するようになり、複数の更新とダウンロードを同時に実行できます。「The best refresh button is the one you never have to press」と、ブログ投稿は述べています。
F-Droid Privileged Extensionはなくなりました。これは任意のアドオンで、通常はカスタム版のAndroidに組み込まれ、F-Droidがアプリを確認なしでインストールできるようにしていました。パッケージページには、アプリの問題をユーザーに知らせる新しい通知も挙げられています。たとえば、アプリの署名鍵が変わった場合です。
削除されたものと、引き継がれるもの
一部の機能は含まれませんでした。ブログによると、アプリを消去するパニックトリガーは当面削除され、ほかのパニック機能は残っています。アプリを隠す機能は再設計され、変更履歴によると、それに伴って以前の電卓への偽装は削除されました。
1.xから更新するユーザーは設定を引き継げます。変更履歴には、移行されるオプションとして、データとWi-Fiのルール、自動更新、ミラー、プロキシ、Torが挙げられています。
検索の範囲も広がりました。アプリの説明、カテゴリ、翻訳されたテキストが対象になり、中国語、日本語、韓国語への対応も改善されました。検索履歴も加わっています。
テストの方法
F-Droidによると、このリリースは一般公開の前に14回のテスト版と、独立したセキュリティ監査を経ました。プロジェクトのGitLabのタグには、2026年1月までさかのぼるアルファ版とリリース候補版のビルドが残っています。
これが開発者にとって意味すること
F-Droidで公開しているなら、新しいDiscover画面で自分のアプリの掲載内容を確認してください。ユーザーが最初に見て回る内容を、いまはカテゴリが決めています。メタデータで、アプリが当てはまる最も具体的なカテゴリに入るようにしてください。ゲームやセキュリティツールの場合は特に重要です。
Android 6のユーザーへの対応を考えておいてください。彼らは古い1.xクライアントに残り、これらの機能は届きません。自分のアプリがまだAndroid 6に対応しているなら、そのユーザーは引き続きインストールできます。ただし、プロジェクトがすでに先へ進んだクライアントを使うことになります。
署名鍵は変えないでください。F-Droid 2.0は、アプリの署名鍵が変わるとユーザーに警告するようになりました。告知していない鍵の変更は、ユーザーには改ざんのように見えるかもしれません。
Privileged Extensionを同梱したカスタムAndroidビルドを保守しているなら、それを計画から外してください。代わりに、新しい事前承認インストーラーでイメージをテストしてください。いまはそれがF-Droidの使う唯一の経路です。
最後に、ユーザーから問題が報告される前に、予備の端末で新しいクライアントを自分で試してください。バックグラウンドでの更新確認と並列ダウンロードによって、新しいリリースがユーザーに届くタイミングが変わります。
出典
- F-Droid 2.0: A New Chapter for Android Freedom - F-Droid
- F-Droid (org.fdroid.fdroid) package page - F-Droid
- fdroidclient CHANGELOG.md - GitLab
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